オードリー・ヘップバーンの本(6) ― 2011/06/15 22:40
† 戦争と平和(上)(下)短縮版
トルストイ 原作 マニュエル・コムロフ 編集/中田耕治 訳
早川書房 (上巻)昭和31年12月31日 発行
ポケットブックサイズ 473頁 260円
この本もオードリー人気にあやかって、「戦争と平和」の日本上映に合わせて、企画出版されたダイジェスト版の一種。
日本語訳の過程で短縮アレンジされたものでなく、原本自体が書き直された短縮版で、版元もその辺のところを強調して、売りにしていたようです。
たくさん売れたと思いますが、あれから半世紀、どこを探してもなかなか見つからない幻の本。
私も三十四、五年前頃均一で上巻を拾って以来、古本屋の店頭で見かけたことはありません。
切り抜きコレクション オードリー・ヘップバーン ― 2011/06/14 20:05
オードリー・ヘップバーンの本(5) ― 2011/06/12 08:00
トルストイの「戦争と平和」という小説は長い。お終いまで読んだという人はえらいなあ、と思います。
恥ずかしながら、私もここで紹介する、短縮版すら読み通していないことを告白せざるを得なません。
そんな事情もあってか、オードリー・ヘップバーンの「戦争と平和」がわが国での配給上映に併せて、その原作の翻訳本がダイジェスト版でいくつか発行されました。
この本も今となっては、貴重なそのうち一冊です。
† 戦争と平和(アブリッジ版 全1冊)
トルストイ 著/原 久一郎 訳
三笠書房 1956年11月30日 発行
B6変型版(116×180ミリ) 339頁 190円 カバー 帯
オードリー・ヘップバーンの本(4) ― 2011/06/11 17:30
オードリーの映画「昼下がりの情事」の原作本。
中学、高校の女子学生や同世代の働く娘さん向けに出されていた秋元書房の人気シリーズ本の一冊です。
映画化に合わせた出版だったのでしょう。私が購入したこの本には上映館の入場券の半券が栞代わりに挟まれてありました。
† 若い娘アリアーヌ
クロード・アネ 著/齋藤磯雄 訳
秋元書房 昭和31年9月20日 発行
B6版(128×182ミリ) 228頁 200円 仏装/特殊フィルム装画(今でいうコーティングのことか?)
オードリー・ヘップバーンの本(3) ― 2011/06/09 09:50
一冊にまとめられた初めてのオードリーの女優読本です。
その後いろいろな形でこうしたファン向けに、オードリー・ヘップバーンの女優カタログは出版されましたが、最初のものとしてはとても良くできた本です。
† オードリー・ヘップバーン物語
泉 三樹夫 編・著
東京タイムズ社 昭和29年11月20日 発行
B6版(128×182ミリ) 288頁 250円 帯
ブッキングブローチ付(帯裏の説明によると、金属製のしおりがついていたようだが、もちろん今はありません)
◆内容構成◆
- オードリー・ヘップバーン物語 泉 三樹夫
- 映画物語(ストーリー:花橋 毅/解説:清水俊二)
- 「ローマの休日」
- 「麗しのサブリナ」
- グラフ
- 「ポート集」
- 「スタイル集」
- 「生活集」
- 「スチール集」
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