これは参った「棟方志功」装幀、『魚族』2018/03/08 07:40

棟方 志功/装幀

静かに人を惹きつける表紙である。装幀は棟方志功であった。作者には失礼だか読もうと思って手に取った本ではない。こんな素晴らしい本が古本市の最終日にあった。僥倖である。数日眺めてからスキャンした。


† 魚族


 小山 祐士/著   

 棟方 志功/装幀

 講談社●

 昭和15年6月26日発行●四六判 318頁 1円80銭  


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志功の装幀本『増補新版 後鳥羽院』2017/11/22 17:17

棟方志功/装幀

筆者で買った本ではない。志功の装幀本ということで、買った。志功の二冊目の本。書影を眺めているだけでも楽しくなる。カバーと本体は同じだったので、焼けていない本体をスキャンした。


† 後鳥羽院


 保田與重郎/著   

 棟方志功/装幀

 萬里閣●

 昭和17年5月15日初版発行●昭和18年4月20日再版●B6判 469頁 2円80銭  


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絢爛、棟方志功の世界が広がる『駿河大納言』2014/07/28 07:35

棟方志功/装幀

聞いたことのない著者。聞いたことのない書名。しかし、本の装幀の出来は素晴らしい。外装ばかりでなく、帙も扉も見事であった。

装幀者が棟方志功であるから当たり前だが、これまで、その手がけた装幀本もいろいろ見る機会があったが、どれも、あまり好きにはなれなくて、購入することはなかった。

しかし、つい、その著者とか、その内容より、装幀に惹かれて、まずは読む当てのない本を買ってしまった。こんなことは初めてのことである。

それがこの本である。


† 駿河大納言


 鈴木助次郎/著  

 棟方志功/装幀

七寶社●

●昭和32年12月15日発行●四六判・帙入 316頁 280円  


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