オードリー・ヘップバーンの本(2) ― 2011/06/01 07:06
「麗しのサブリナ」は対訳シナリオが出た後、原作の小説が翻訳出版された。こうした映画作品の原作出版はタイアップもあって、以後盛んになる。
角川文庫の「バリー・リンドン(サッカレー)」、「遥か群衆を離れて(トマス・ハーディ)」など見られる翻訳出版の質の高い内容はこうした原作の映像化の賜物といえる。
(角川文庫の翻訳文学に関しては「角川文庫万華鏡」というサイトをご覧下さい。Googleで『角川赤帯』検索すればトップに出ます)
麗しのサブリナ
サミュエル・テイラー 著/清水俊二 訳
早川書房 ハヤカワポケットブック 昭和29年9月30日 発行
新書版 133頁
最近のコメント