中川一政の装幀本、『人生劇場 青春篇』2018/01/22 10:01

中川 一政/装幀

 傑作「人生劇場」の戦後版。普及版だから全六巻同じ装幀で出たようだ。確か先生のブックワークではモノクロ紹介だったので、手に入った機会にカラーで複写してみた。このシリーズ全六巻で、装幀はみんな同一のようである。しかし、カバーだけでなく、表紙も同一の意匠ながら、カラーで印刷されてあったから贅沢なもの。当時の作者の人気がうかがえる出版である。


† 人生劇場 青春篇


 尾崎士郎/著   

 中川 一政/装幀

 文藝春秋新社●

 昭和27年10月10日第一刷発行●B6判 261頁 180円(地方190円)  

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高校美術部の先輩の装画本『鳥のように獣のように』2017/12/16 19:17

中林 忠良/カバー装画

先週の土曜、川越の市立美術館へ先輩の銅版画展を見に行って来た。帰ってから、確か中林さんの装画の本もあったなあと思って、あちこち捜すと、中上健次の本が出てきた。 この文庫が出版された頃の制作なのだろうか。表題の飾り文字も作品に合わせたように作られていて、味のあるカバーになっていた。


† 鳥のように獣のように


 中上 健次/著   

 中林 忠良/カバー装画

 角川文庫●

 昭和53年12月20日発行●文庫判 308頁 300円  


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ちょっと桂 ユキ子の絵とは思えない『細胞生活』の表紙2017/10/06 08:33

桂 ユキ子/カバーの絵

 初期のカッパの本である。誰の絵かと思ったら、「桂ユキ子」とあった。後年の彼女を思わせるものはあまり感じられない。まあ、先生の作品だからと、購入した。そしてスキャンした。


† 細胞生活


 杉浦 明平/著   

 桂 ユキ子/カバーの絵

 光文社●カッパ ブックス

 昭和28年4月10日発行●新書判 285頁 150円  


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続けて難波田劇場!。『現代映画講座(2)技術篇』!。2017/10/02 17:53

難波田龍起/装幀

 昔はこんな詳細な技術的な本が一般読者のために編輯されていたのに驚く。その上、何と装幀者が難波田先生。箱、表紙、扉、各章表題のデザインもしていた。驚きの連続の本である。


† 現代映画講座(2)技術篇


 和田 矩衞/編   

 難波田龍起/装幀

 東京 創元社●

 昭和32年1月20日再版発行●A5判 197頁 280円  


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力強い抽象、タブローにはない難波田龍起の迫力! 『原子力と文学』2017/09/25 09:09

難波田龍起/装幀

迫力のある装幀で、もしかして難波田先生と思ったら、やっぱりそうだった。先生には失礼だが、図録で見る限り、タブローより、書籍などの装幀にかかわる作品のほうが私の好みに合う。


† 原子力と文学


 阿部知二/序●小田切秀雄/編   

 難波田龍起/装幀

 講談社●

 昭和30年8月5日発行●A5判 203頁+英文5頁 180円  


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