つれづれに古本屋めぐりを楽しんで、四十年あまり、その間についつい買ってしまった本がたまりにたまり、そんな蒐書のおかげもあって、長い時間はかかりましたが、角川文庫の翻訳文学の書誌とシムノンのメグレ物の翻訳書誌(http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/)のH.P.の開設にたどり着くことができました。 しかし、わが家の雑書のおびただしい散乱を見るにつけ、何とかしなくてはと焦り、自分の年齢を考えるにつけ、本の仕末をつける時間はもうわずかと思うようになりました。 そうはいっても、折角時間をかけて蒐書した本をすぐに売却処分はちょっと悲しい。何とか本のデータぐらいはまとめてからとは思うものの、これからまた新たな書誌のH.P.作成にかかるのはちょっとシンドイ話(なにしろタグをいちいち書いて行く)です。 そこで雑書の山の中から、これはという本を見つけ、その紹介をアサブロで済ませてから処分して、少しずつ少しずつ家中をすっきりさせることにしました。 そのようなわけですので、このアサブロではそれぞれの本の詳しい内容の紹介はしません。昔はこんな本もありましたと、書誌データと書影を掲載するだけですが、ご興味を持たれた本があれば、探求のご参考にお役だてお使いください。
七〇年代末 東京都豊島区池袋東
いかにも場末めいた風情で、こんな写真を見ると、ついつい火事で燃えた日活などを思い出し、郷愁を感じるのは私ばかりではないでしょう。
写真は、西口に抜ける山手線ガード下の専用通路を右へ、線路際へ出る三叉路にあった「池袋温泉」です。
近くの名曲喫茶「白鳥」はよく利用しましたが、ここは前を通り過ぎるだけでしたので、当時の様子をご紹介できないのが残念です。
by ミックノキモチ [旅] [池袋] [写真] [温泉] [東京] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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