箱の挿画。ひとつの作品として見たくなって、表、裏、背の三面に分断されている作品を合成してみた。
同一条件でスキャンしたのだが、色味は微妙に違ってしまい、ちょっと仕上がりには不満だが、誰もこんなことはしてみないだろうから、良しとした。
こうして一画面にして眺めると、この世にないものを見せてくれる先生の面目躍如、讃歎を新たにした。駒井の後に駒井なしの思いを深くしてしまうのは、私ばかりではないだろう。
† 世界の終り(新装版)
福永武彦/著
駒井哲郎/装画(箱)
人文書院●
●昭和44年9月30日再版●B6判・カバー 277頁 560円
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