装幀アットランダム(12)挿絵も表紙もいい東郷青児の本 ― 2012/04/09 10:00

織田作の小説だからだろうか、終戦、二年目にしてはキレイな本が出せたものである。この表紙も、扉絵も、挿絵も達者な青児ワールドが満喫できる。
彼の装幀の仕事として、誰もこれまで、着目しなかったは不思議でならない。仙花紙本を馬鹿にしてはいけない。コンディションもこの時代の物にしてはいいので、スキャンしてみた。
今回は表紙。次は挿絵を紹介したい。
† 夜の構図
織田作之助/著
装幀・挿絵/東郷 青児
萬里閣●
●昭和22年4月15日発行●B6判 並製 243頁 45円
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