手放した貴重な本(1)長田幹彦の「鴨川情話」2012/04/20 07:27

竹久夢二/装画

まずこの作者の名前でこの本を購入する人はいない。私も夢二装幀本の作者名で、その名を知るのみ。その小説も読んでいないし、その来歴も知らない。

この「鴨川情話」だが、何年か前オークションで売却してしまって、手元のないので書誌情報不足は否めないが、装幀を語る上で、竹久夢二は欠かすことが出来ないので掲載した。


† 鴨川情話


 長田幹彦/著

 竹久夢二/装画(箱&本体)表裏両面

 新潮社●

 ●大正4年10月20日初版/大正7年4月18日11版発行●箱