お菓子屋さんの包装紙はもう見るのも嫌だが、ここには昔むかしの青児調の美女が描かれている。それだけで楽しい。
箱絵はなぜかオリエンタルなムードというか、アジア的な風景なのか? ちょっと不思議マーク…。
ベニスのゴンドラとも受け取れないこともないが、この箱絵だけだったら、東郷青児の作品としては紹介しなかったと思う。
† 母と子 世界女流作家全集 第二巻 仏蘭西編 1
リュシ・ドウラリュ=マルドリウス他/著 新庄嘉章/訳
装幀/東郷青児
モダン日本社●
●昭和16年1月19日発行●四六判 上製箱 386頁 2円
最近のコメント