アッと驚く装幀者! 舟橋聖一『白い魔魚』2016/07/09 10:47

東山 魁夷/装幀

装幀者は、まさかの「東山魁夷」画伯。装幀者名が印刷されていなかったら、どなたも、これが東山魁夷とは思うまい、このグラフィックデザイン的な画面構成は? こうしたお仕事もしていたは、正直驚きました。

まさかの本、今では忘れられ作家だし、酔狂に取り上げる方にいらしゃらないだろうから、スキャンしてみました。因みに、この本の末尾の広告のページには、石原慎太郎の処女作『大陽の季節』の広告が載っていました。


† 白い魔魚


 舟橋聖一/著   

 東山 魁夷/装幀

 講談社●

 昭和31年5月25日第二刷発行●B6判  仏装 299頁 250円  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


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