福沢一郎の仕事(2) 創元社「現代詩講座」の装幀 ― 2013/06/13 11:00
このシリーズ本は戦後、教養書ブームの先駆けの出版と思う。この渋さがいい。というか、この落ち着きは今見ると安心をする。
偶然、即売会でこの箱付を見つけ購入できた。本体だけの裸本は持っていたが、カバーか箱があるとは想像していたが箱であった。
本体同様多少シュールぽいが、卓上に詩集が置かれた書斎の静かな佇まいを思わせて出色、鑑賞に値する。
† 現代詩講座3「詩の鑑賞」
金子光晴 草野心平 三好達治 村野四郎 小野十三郎/その他著
福澤一郎/装幀・カット
創元社●現代詩講座・全四巻
●昭和25年6月30日発行●B6判・箱 293頁 200円
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://buraburaaruki.asablo.jp/blog/2013/06/13/6863242/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。