またあった、恩地先生の装幀本『世界探検物語』2017/09/18 08:48

恩地孝四郎/装幀

 小口など焼けて状態の悪い本だったが、カバーはきれいで見た感じ恩地調の装幀だったので、手に取った。思った通り装幀は恩地先生だった。息子さんの本には未掲載だったが、さすが、かわじさんの『装丁家で探す本』にはシリーズの一冊『愛国物語』が掲載されていた。やっぱり大したものである。


† 世界探検物語(新日本少年少女文庫10)


  豊島 與志雄/著   

 恩地孝四郎/装幀  ●吉田貫三郞&松野一夫&宮本三郎/挿絵

 新潮社●

 昭和16年10月10日発行 18年12月1日六刷●A5判 281頁 壱円五拾六銭  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


力強い抽象、タブローにはない難波田龍起の迫力! 『原子力と文学』2017/09/25 09:09

難波田龍起/装幀

迫力のある装幀で、もしかして難波田先生と思ったら、やっぱりそうだった。先生には失礼だが、図録で見る限り、タブローより、書籍などの装幀にかかわる作品のほうが私の好みに合う。


† 原子力と文学


 阿部知二/序●小田切秀雄/編   

 難波田龍起/装幀

 講談社●

 昭和30年8月5日発行●A5判 203頁+英文5頁 180円  


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