こんな装幀家がいた(三)またまた、内間安(王星)あんせい! ― 2013/02/04 08:44
古本の山を崩していたら、またまた出てきてしまった。歳月のためカバーは傷んでいたが、色鮮やかさは失われていなかった。
装幀者の名前があるかと見るとまたまた内間安(王星)あんせい。前に紹介した二作品より年代的に古いので、まだまだ具象的な作風が色濃く残っている。
氏の足跡の一端を知る上で貴重だし、もう誰もこんな本を持っていないだろうし、こんな場所で、わざわざ紹介する人もいないと思うので取りあげた。
† 墓場への闖入者
ウイリアム・フォークナー/著 加島祥造/訳
装幀/内間安(王星)あんせい
↑王偏に旁が星の字がない
早川書房●
●昭和26年6月10日初版発行●四六判(125×185ミリ)仏装・カバー 267頁 75円
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