柳瀬正夢の装幀雑誌『戦旗』を買う ― 2017/11/05 09:57
今年の神田青空の初日は生憎の雨模様で、古書会館だけで、そそくさと通り抜けた。翌週、もう一度表敬訪問のつもりで、ザッと歩いてみて、ネジ印の柳瀬正夢の戦旗を見つけた。表紙にネジ印。状態はそんなによくなかったが購入した。
† 戦旗 昭和5年4月号
山田清三郎/発行・編輯 兼印刷人
柳瀬 正夢/装幀
戦旗社●
昭和5年4月1日発行(第三巻第六号)●菊判 変型 221×145ミリ 211頁
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
目黒生とは誰?。どう見ても柳瀬正夢? 『戦旗』のなぞ? ― 2017/11/12 09:18
前回の「戦旗」と一緒に買ったもの。こちらはネジ印の正夢マークのない戦旗だった。表紙には「meguro」のサインのみ。目次の最後に「表紙・目黒生」とあった。正夢に関連の図録などの資料を見て、調べても分からなかった。一体どなたの装幀なのでしょうか?。
† 戦旗 1930(昭和5年)10月号 定価35銭
壺井繁治/発行・編輯 兼印刷人
目黒生/装幀
戦旗社●
昭和5年10月10日発行(第三巻第十七号)●菊判 変型 221×145ミリ 230頁
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
また、会えたフジタ美人! 『アダノの鐘』の表紙 ― 2017/11/16 00:17
まだまだ、見たこともない本に、出会うことあるのだ。たまたま見つけたこの本、フジタの装幀研究の労作、林洋子先生の『藤田嗣治 本のしごと』に未掲載だった。この『アダノの鐘』は帯文によると、ピューリツァー受賞の大ベストセラー小説であったらしい。勿論この本が出版された頃、私はまだ字も読めない幼児であったから、そんなことは知る由もない。
† アダノの鐘
ヂョン・ハーシー/著 杉木 喬 /訳
藤田 嗣治/装幀
東西出版社●
昭和24年5月25日発行●B5判 424頁 280円
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
またまた華やかな恩地本! 『グレート・ラブ』 ― 2017/11/17 17:56
華やかで、美しい本である。カバーがあったが背が焼けていたので、本体をスキャンした。息子さんの本では、写真はカラーでなかったので、こんなに華やかな装幀だとは思っていなかった。
† グレート・ラヴ
コロンタイ/著 内山賢次/訳
恩地 孝四郎/装幀
アルス●
昭和5年3月9日発行●四六判 250頁 壱円
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
志功の装幀本『増補新版 後鳥羽院』 ― 2017/11/22 17:17
筆者で買った本ではない。志功の装幀本ということで、買った。志功の二冊目の本。書影を眺めているだけでも楽しくなる。カバーと本体は同じだったので、焼けていない本体をスキャンした。
† 後鳥羽院
保田與重郎/著
棟方志功/装幀
萬里閣●
昭和17年5月15日初版発行●昭和18年4月20日再版●B6判 469頁 2円80銭
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
最近のコメント