三橋一夫『揺れる斜面』の装幀者・吉村 保三さんって、どなた? ― 2013/05/10 07:58
はっきり言って、あまり気に留めていなかった本である。崩れ落ちてくる本の山に閉口して、オークションでの売却を考え、カバーをスキャンした。
そうして改めて眺めてみると、なかなかなのだ。捨てたものではない。しかし、問題があった。前回の『薩摩山菊』と同じように、この本の装幀者の来歴がさっぱり分からない。
しかし、三橋一夫の本としては珍しいし、現代小説と称しているが、ミステリーだし、読了してまあまあだし、掲載することにした。
† 揺れる斜面
三橋一夫/著
装幀/吉村 保三
青樹社●書下し長篇現代小説
●昭和37年4月25日発行●カバー 四六判(127×185ミリ) 306頁 350円
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