恩地先生装幀の『日本少国民文庫』には箱があったのだ!。 ― 2018/02/07 15:41
恩地先生の「装本の業」では本体のみがカラーで紹介されたいたので、このシリーズ本が箱入りとは思っていなかった。 たまたま、デパートの催事の古書市で、このシリーズ本を数冊見かけたので、そのうちの一冊を購入。箱があった本に出会えて、その僥倖を喜んだ。
†人間はどれだけの事をして来たか (二)日本少国民文庫・第二巻
石原 純/著
恩地孝四郎/装幀
新潮社●
昭和12年3月8日発行●変型サイズ(196×153ミリ)318頁 予約定価壱円
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発見、初山滋の装幀本『劇の書き方』学校劇シリーズ(6) ― 2018/02/12 11:35
やっぱり、時間があったら、古本市には行くものだ。これも見かけない本である。装幀は初山滋。本体、カバー、見返し、扉。全部が初山滋の世界で埋め尽くされている。
当該本はシリーズの(6)。何巻まで出版され、どんなシリーズ構成なのか、巻末によくある紹介がないので分からない。困ったものである。
† 劇の書き方(学校劇シリーズ 6)
わだ よしおみ/著
初山 滋/装幀 西田 勝/カット
誠文堂新光社●
昭和28年7月1日第一刷 昭和33年3月10日第二刷発行 ●A5判 204頁 280円(地方定価 285円)
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芹澤桂介の装幀だった叢書の一冊 『若手歌舞伎』 ― 2018/02/26 18:37
戦後間もなくの出版なので、本自体の出来として今一つの叢書であるが、その装幀を大御所がなさっていた。長年古本屋巡りをしていて、見かけたことがなかった本なので、スキャンした。カバーがある本なのだろうか?
† 若手歌舞伎(演劇文化叢書)
中村義一/編
装幀/芹澤桂介●
演劇文化叢書刊行会/発行●
昭和24年1月10日発行●B6判 238頁 160円
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