オギス(荻須 高徳)の装幀本、パニョルの『セザール』 ― 2016/11/20 15:25
パニョルのマルセーユ物の一冊。港から見える教会がスケッチタッチで描かれている。その昔、一回だけ眺めたことのある教会風景が懐かしい。
あっさりしたタッチで、心和む。雄鶏社版のパニョルはみんなオギスの絵だったと思うが、私はこれが一番いいと思った。これは戯曲ではなく、映画のシナリオとして書かれたものであるらしい。
† セザール
マルセル・パニョル/著 永戸 俊雄/訳
荻須 高徳/装幀
雄鶏社●
昭和23年8月30日発行●B六判 313頁 160円
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