フジタの装幀本、パニョル作『マリウス』 ― 2016/12/03 16:11
藤田嗣治のスケッチが表紙になっていた。パニョルのマルセーユ物の発端をなす戯曲であった。ドンピシャの組み合わせだが、何かフジタの絵に物足りなさを感じてしまうのは私ばかりではあるまい。
しかし、なかなか手に取って見たり、読んだりすることはないのは確か。まあ、出来は悪くても、一応スキャンしてみた。
† マリウス
パニョル/著 永戸俊雄/訳
藤田 嗣治/装幀
白水社●
昭和13年5月26日発行●B6判 仏装 335頁 1円20銭
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
最近のコメント