松本竣介の装幀本があった! ― 2014/05/25 15:14
古澤岩美が装画、芹沢光治良『巴里に死す』 ― 2013/07/04 09:49
古澤岩美に文庫本のカバー装画があった。どこかパリの街角を描いたらしい。右側に降りる階段がある、賑やかな観光地。パリムード溢れるスケッチ、さすがである。
ここはパリのどこなのだろうかと、いろいろ写真集をひっりかえして見たが、ここがどこか特定出来なかった。
この手慣れた筆致で描かれた風景。どこかにありそうだが、どこでもない空想の街角なのだろうか?。どなたか、ここを歩いたことがありますか?
† 巴里に死す
芹沢光治良/著
古澤岩美/カバー装画
新潮文庫●
●昭和29年6月29日発行/昭和43年7月10日26刷改版/昭和54年11月10日●文庫判 214頁
220円
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●パリの本(14)中村光夫の「戦争まで」 ― 2012/12/13 07:21
明治の装幀を瞥見する(1)久保田米斎の紅葉「鐘楼守」 ― 2012/06/20 16:46
辛うじて持っている明治の本の一冊。何しろ古い本だから、状態はあまり芳しいものではないが、歌舞伎のパンフレットを思わせる装幀である。
有り難いことに裏表紙の絵に「べヰサイ」の落款があったので、装幀者を特定できた。
久保田米斎。不勉強でこの人の来歴、業績などは知らないし、他の装幀本も手にとったことがない。
きっと、これからもこの本が紹介されこともないだろうから、まあ、スキャンした次第である。
† 鐘楼守(上下)
ヴィクトル・ユゴオ/著 尾崎徳太郎/訳
装幀/久保田米斎
早稲田大学出版部●
●明治36年12月18日発行●B6判(148×220ミリ)
(上巻)367頁 90銭 (下巻)517頁 1円
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