『天草』 ! また、吉田貫三郎の本を見つけた ! ― 2015/05/24 13:36
作者の榊山潤には申し訳ないが、読むつもりで買った本ではないから、この内容については云々出来ない。
しかし、ザッと目を通して、筆者の後書きと装幀を見れば、キリシタンの禁教、統治と宣教の問題などが書かれていることが推察出来る。
装幀に関して言えば、箱はともかく、本体はかなり描き込まれていて、一幅の屏風絵見るようで、流石と思わせる一級品である。
奥付裏の広告ページを見ると、この叢書シリーズ、この他に伊藤整、阿部知二、小山いと子など綺羅星! 十八作品掲載されていた。 どんな装幀か、みんな見てみたいものである。
† 天草
榊山潤/著
吉田 貫三郎/装幀
河出書房●書下長篇小説双書
昭和16年9月28日発行●B6判 箱入り 252頁 1円80銭
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