麻生三郎の装幀本、椎名麟三『赤い孤獨者』 ― 2014/11/25 20:27
きれいな本だった。椎名麟三の本だった。開場から四、五十分あまりたった古書展の片隅に残っていた。もちろん買った。この幸運を喜んで。
調べてみると、麻生三郎の「装幀・挿絵展」が今、鎌倉でが開かれている。来年の一月までだから、たぶん見に行くことは出来るだろう。たぶん、この本の原画が見られるだろう。気がせいて来た。
この本を偶然、古書展で手にとったお陰で、展覧会の開催中を知ることが出来た。うれしかった。またこの幸運を喜んだ。
† 赤い孤獨者
椎名麟三/著
麻生三郎/装幀
河出書房●
●昭和26年4月15日発行●B6判・カバー 285頁 200円
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