美術手帖の増刊号『画家の随筆』に上記のタイトルで、短文とモノクロの挿画を寄せている。
前に引用した大著『駒井哲郎ブックワーク』年譜によると、29歳の時の仕事だから、先生の初期の作品と文章である。
「形なき形の呪われた断片。」に始まり、「記号等と云うものは、えらびにえらばれた、不可思議に象徴。妙に綺麗なものだ。」に終わるモノローグは深く心に反響し残る。
† 形体の不意打
駒井哲郎/文・挿画
●美術手帖/7月号増刊 No.32 「画家の随筆」53頁
美術出版社●
●昭和25年7月10日発行●A5判 90頁 65円
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