装幀に屈託あり(12)サンリオ 「カタツムリの笛」 ― 2011/11/25 10:27
薄奈々美という人はなんと幸せな人であろう。蓼食う虫も好き好きということだろうが、寺山修司がぞっこん惚れ込んでしまった画家さんらしい。
この絵だが、はっきり言って、私にはどこがいいのかさっぱり分からない。もちろん好みの問題もあると思うが…。彼が存命なら聞いてみたいところである。
この人の絵本はあまり見かけない。寡作で出版される本もそんなに多くはないのだろう、まして寺山との共作、貴重な絵本であるのは確かだ。何とか自分に無理強いして納得した。
† カタツムリの笛
寺山修司/文&タイトル文字 薄 奈々美/絵 中島かほる/デザイン
株式会社サンリオ●1979年5月25日 初版 発行
●A5判・頁数 記載なし(扉・奥付共に64頁あり) 880円
カバー●本体表紙ボール紙装にもカバーと同じ絵あり
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