羽仁 進と勅使河原 宏のコラボレーション『カメラとマイク』!2015/07/04 10:43

勅使河原 宏/カバーデザイン

 昭和35年の出版である。安保闘争の頃の本だから、思えば昔むかしの本、著者はとっくに鬼籍の人。カバーデザインした家元はまだご健在なのだろうか。

 表紙デザインはストレートにその内容をコラージュで表現したもので、特段云々するもではないが、ともに映像の世界で成功した人だし、物珍しさも手伝ってスキャンしてみた。


† カメラとマイク—現代芸術の方法—


 羽仁 進/著 勅使河原 宏/装幀(カバー・デザイン)

 中央公論社●

 昭和35年4月10日初版発行●新書判 235頁 160円  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


装幀は恩地孝四郎、高田保の「ブラリひょうたん」に出あう2015/01/27 17:56

恩地孝四郎/装幀と思われる

私の世代がもう辛うじて高田保の名前を覚えているぐらいだろう。昔むかしの人気随筆家だが、その著書を初めて手に取る機会を得た。

某古書展でのこと。かってマスコミを賑わかせた人気シリーズ「ブラリひょうたん」が目にとまった。もちろん初版ではないが、元セロハンがついていて状態はきれい。

息子さんの本にはカラーでは第三集の本体しか載っていなかったので、この本物の葉っぱを刷った地模様だというカバーをスキャンしてみた。


† ブラリひょうたん


 高田 保/著  

 恩地孝四郎/装幀

 創元社●

 昭和25年12月10日六版発行●B6判 232頁 180円


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


巨匠・原弘に続いて、亀倉先生のシンクレア装幀本を発見!2015/01/24 06:58

亀倉雄策/装幀

ゴミ本を棄てようと、段ボールをひっくり返していたら、上下本の下巻が出てきた。作者はアプトン・シンクレア、戦後は流行ったんだなあと思いながら、装幀者名を捜すと、何と亀倉雄策だった。

裏表紙の鉛筆マークから、昔々、店頭で百円の均一本やただ本を並べている某老舗古書店で買ったものと判明した。

先生にしてはあんまりいい出来ではないが、ちゃんとどこかに一度記録として残しておいたほうがいいと思うので、あえてスキャンしてみた。


† 勝利の世界(下)


 アプトン・シンクレア/著  並河 亮/訳  

 亀倉雄策/装幀

 国際出版株式会社●

 昭和23年10月8日初版発行●四六判 290頁 160円  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


続けて恩地先生の装幀本、『その夜 第二部』2015/01/04 10:17

恩地 孝四郎/装幀

長与善郎の「その夜」は第三部まである。第一部は二十三年装幀展の受賞作で、息子さんの本に掲載されているが、そこに箱は掲載されていなかったので、スキャンして本体と合わせて並べてみた。

第二部も当然ながらコンセプトは踏襲され、違うところは色使いである。ご覧のように茶系統である。第三部は著者自身の希望で紫系統で配色されたらしいが、私はまだ見たことがない。


† その夜 第二部


 長与 善郎/著

 恩地 孝四郎/装幀

 朝日新聞社●

 ●昭和25年5月5日発行●A5判・箱 288頁 250円


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ//

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の書誌についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


どう見ても恩地装幀本、『ジョン ワナメーカ 人と及びその事業』2015/01/02 12:08

いかにも恩地装本らしい

改造社は装幀者名無記載本が多い。私の貧しい体験のみの印象だが。しかしこの本は昭和四年から五年にかけての、恩地先生の装本に似たような印象を持つのは私ばかりではないと思うので、あえてスキャンしてみた。

画面構成、幾何学模様、色調、同時代に恩地先生も模倣をする人間はいないだろうから。たぶん。まあ、誰が装本していたとしても、紹介するだけの価値はあろうと考えているが…。


† ジョン ワナメーカ 人と及びその事業


 有川 治助/著

 装幀/無記名

 改造社●

 ●昭和4年10月23日発行●四六判 405頁 1円50銭


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ//

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の書誌についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/