これも河内 紀さん。前回と全く違う? 『赤毛のレッドメーン家』。いかが !2014/09/15 07:38

河内 紀/装幀

発行は「黄色い犬」より前だが、同じ年の装幀作品である。とても同一人物の作品とは思えない。作品を読んでないので、このカバー絵が適切かどうかは判断のしょうもないが、奇妙奇天烈、この特異な絵に拍手したい。もっと別の文庫装幀を見てみたいものである。


† 赤毛のレッドメーン家


 イーデン・フィルポッツ/著 ●赤 冬子/訳 

 河内 紀/装幀

 角川文庫●

 ●昭和38年5月10日発行●文庫判・カバー 379頁160円  


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角川文庫「黄色い犬」のカバーに驚く。2014/09/11 19:09

カバー/河内 紀

「黄色い犬」はメグレ物シリーズの六作目。邦訳本の数で言うと、私の調べた限りではあるが、「男の首」の17に次いで多く、12ある。

ご覧頂いた通り、この角川文庫の初版のカバーは実にユニークで、面白い。初訳の黒白書房版のそれといい勝負である。

カバーを描いたのは「河内 紀」という方。あの古本関係の雑誌などに登場する方と同姓同名で、もしご当人とすると、この絵を23歳で描いたことになる。えらいものである。


† 黄色い犬


ジョルジュ・シムノン/著 ●中島 昭和/訳 

河内 紀/装幀

角川文庫●

●昭和38年7月20日発行●文庫判・カバー 202頁 90円  


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横尾忠則の自装本「一米七〇糎のブルース」2014/07/12 18:01

横尾忠則/著 カバー(装幀)

向かうところ敵なし、そんなイラストレーターでした。一九七〇年代の先生は。確かに。そんな時代を感じさせる文庫本である。

彼が装幀、イラストレーションを担当した寺山修司の自伝『書を捨てよ。町へ出よう』に多様された、ピンクガールズを表紙に持ってきたところを見ると、余程のお気に入りのキャラクターだったのだろう。

裏表紙の自作自演の映画ポスターも異常な自己顕示欲を見せて、また彼の面目躍如。勢いづく日本、あの時代が今となっては不思議と懐かしいのは、あながち、私ばかりではないのかも知れない。


† 一米(メートル)七〇糎(センチ)のブルース


 横尾忠則/著 カバー(装幀)

 角川文庫●緑410-1

 ●昭和54年8月10日再版(初版同年4月30日発行) カバー 226頁 260円  


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石岡怜子の装幀、角川文庫「Zの悲劇」2013/12/02 09:03

石岡 怜子/装幀

姉妹揃ってデザイナーである。お姉さんの瑛子先生同様、妹さんの怜子氏も装幀の仕事をしている。この大胆に英文字をを使った作品は角川文庫でも出色。言うならば、読まずに眺める文庫である。

が、しかし、このクイーンシリーズ、カバー袖の案内によると、全部で十四作品あるが、なにしろロングセラーなので、重版の際、時々思いついたようにデザイナーやイラストレーターを替えて、新しい装幀にしている。

私の昔、一度はその全点の蒐集を目指したこともあったが、途中で挫折した。今となってはその全容を知ることは至難の業と思う。


† Zの悲劇


 エラリー・クイーン/著 田村隆一/訳

 石岡 怜子/装幀

 角川文庫●

 ●昭和40年5月30日初版 昭和51年4月30日十八版発行●文庫判・カバー 367頁 300円  


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古澤岩美が装画、芹沢光治良『巴里に死す』2013/07/04 09:49

古澤岩美/カバー装画

古澤岩美に文庫本のカバー装画があった。どこかパリの街角を描いたらしい。右側に降りる階段がある、賑やかな観光地。パリムード溢れるスケッチ、さすがである。

ここはパリのどこなのだろうかと、いろいろ写真集をひっりかえして見たが、ここがどこか特定出来なかった。

この手慣れた筆致で描かれた風景。どこかにありそうだが、どこでもない空想の街角なのだろうか?。どなたか、ここを歩いたことがありますか?


† 巴里に死す


 芹沢光治良/著

 古澤岩美/カバー装画

 新潮文庫●

 ●昭和29年6月29日発行/昭和43年7月10日26刷改版/昭和54年11月10日●文庫判 214頁

 220円


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