縄跳びの少女は誰の作?向井潤吉装幀となっている『シェクスピア物語』と並べる ― 2018/07/05 08:15
「藤田嗣治 本のしごと」で藤田装幀をされている同一シリーズの『レスター先生の学校』を『シェイクスピア物語』と並べてスキャンした。 裏表紙にある「f」のサインがフジタと思わせないでもないが、どうしても同じ版下を使ったとしか思えない『シェイクスピア物語』には、はっきり装幀&挿絵・向井潤吉とあるのだろう。この不思議?、どうしてこんなことか、今まで見過ごされ来たのか。謎は謎を呼ぶ!
† レスター先生の学校
メアリ・ラム&チャールス・ラム/共著 西川正身/訳
有岡 一郎/画
国立書院●
昭和22年10月5日発行●B6判 178頁 60円
† シェイクスピア物語
平田禿木/著
向井潤吉/装幀&挿画
刀江書院●
昭和34年1月1日発行●B6判 184頁 180円
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
最近のコメント