カバーは頂けないが、本体は恩地調全開 ! 『悲劇の将軍 石原莞爾』 ― 2017/02/11 10:04
左のカバーだけを見ると誰も恩地先生の装幀だとは思うまい。右の表紙はまさに恩地調のたたずまい。が、カバーに戻ると、かなり乱調。これが、先生のと、思ってしまったが、そう同書に書いてある。それを信じるしかない。 まずまずの状態だったし、息子さんの本には、この本の掲載がなかったなあと思って、去年五反田「本の散歩展」で購入した。
† 悲劇の将軍 石原莞爾
山口 重次/著
恩地 孝四郎/装幀
世界社●
昭和27年2月15日発行●B6判 320頁 260円
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
著者&訳者&装幀者、三拍子揃ったベラ・バラージュ『映画の理論』 ― 2017/02/28 08:45
またまた、モダンアートの長老、中井先生の装幀本である。大判の本のカバーで、裏表紙にまで使って、まさにこれぞ、モダンアート作品。作者も訳者も役者がそろって、文句なしの逸品である。
† 映画の理論
ベラ・バラージュ/著 佐々木基一/訳
中井幸一/装幀
講談社●
昭和34年11月30日第一刷発行●A5判 カバー 242頁 420円
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