埋蔵古書発見! 亀倉雄策、若き日の装幀本『消え行く灯』 ― 2016/11/17 09:15
このところ雑書の整理をぼちぼちする毎日である。いつ購入したかは、記憶にはないキップリングの本が出てきた。小口など、大火傷といった戦前の翻訳書である。
有り難いことに、装幀者の名前がちゃんと入っていた。亀倉雄策とある。あの東京オリンピックのポスターで著名な先生である。何と先生が二十代の駆け出しの頃のお仕事ということになる。記念のためスキャンして、ご披露する。
† 消え行く灯
キップリング/著★宮西 豊逸/訳
亀倉雄策/装幀
奥川書房●
昭和16年4月10日発行●B6判 382頁 1円80銭
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