旺文社文庫とはまた違った石垣栄蔵の仕事 ― 2016/05/07 12:10
この本の初版は1971年だから、私が気に入った旺文社文庫のメグレ物の装幀とは違った画風である。即売展で、たまたま手に取った本で、装幀者が石垣栄蔵とあったので、すぐ買った。こういう偶然でもない限り、彼の装幀本などにはなかなか出会えるものではあるまい。
次にまたどんな所で、彼のどんな装幀の本に出会えるであろうか。本が粗末に扱われる時代だが、もう少しだけ偶然に期待しよう。
† 黙示録3174
ウォルター・ミラー/著 吉田 誠一/訳
石垣栄蔵/カバー
創元推理文庫SF643●
1979年9月28日11版発行●文庫判 449頁 440円
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
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