『メグレ警視のクリスマス』の原作初版の装幀 ― 2016/03/13 11:35
即売展で久々の収穫があった。
1980年に邦訳されたジル・アンリ氏の労作『シムノンと、メグレ警視』によると、この作品はアメリカのカリフォルニアで1950年に執筆されたとある。だとすると、この本はこの作品の初版本ということになる。
ペーパーバックスだし、あんまり好きな装幀でもないが、これは掘り出しだと思って購入した。この装幀でのシリーズは何冊出ているのだろう、この後、『メグレと政府高官』まで、カリフォルニアで執筆と、アンリ氏は書いているから、その辺りまでは同じなのだろう。
装幀としては満足出来るものではないが、折角の幸運を喜んで、スキャンした。
† メグレ警視のクリスマス(Un noel de de Maigret)
ジョルジュ・シムノン/著
装幀者不明
プレス・ド・ラ・シテ社●
1951年第一刷発行●B6判変形(125×182ミリ) 222頁 定価なし
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
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