”高岡徳太郎画伯”の装幀本を見つけた ― 2015/05/03 11:14
ある日の古書展でのこと。たぶん箱がある本であろうが、なかったお蔭で、きれいな背が目に止まり、この本を見つけられた。
目次の終わりに装幀者名がちゃんと書いてあった。高岡徳太郎画伯であった。戦前から獅子文六の挿画などで知られた方だが、こんな装幀もなさっていたのだ。
色といい、その画面構成といい、文句のつけようがない。まして、初めて見る本であったので、喜んで購入して、スキャンして、また唸ってしまった。
† 理科の話
柚木 卯馬/著
高岡 徳太郎/装幀
童話春秋社●
昭和16年5月30日初版発行●B6判 264頁 価格 奥付部分擦れにより不明
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