桂ゆきの装幀本(2)これも『ある寓話』展に未出品 ― 2014/09/28 12:49
発行は昭和二十九年。こうしてスキャンしてみると、その頃の作者の画風とは違ってみえる。昨年(2013 年)の回顧展を思い出して、ちょっと戸惑うが、前の「女の兵舎」の流れで描いたのだろう。
どういうわけか昨年の現代美術館に並んでいなかった。偶然出会った本だか、かわじもとたか氏の労作『装丁家で探す本』を読んでいなかったら、買えなかった本だった。
† 女の中隊
ナンシー・モルガン/著 大庭さち子/訳
桂 ユキ子/装幀
鱒書房●
●昭和29年12月15日 4版発行●B6判(125×180ミリ) 317頁 定価奥付に未記載?
↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ//
http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html
シムノンのメグレ本の書誌についてはこちらへ/
↓http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://buraburaaruki.asablo.jp/blog/2014/09/28/7445008/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。