石版画の詩人が手がけた、内田百間『菊の雨』2014/08/02 07:30

織田一麿/装幀

箱がある本らしいが、私はまだ見たことがない。しかし、本体の美しさで十分である。

もっと、装幀の仕事があってよさそうな画家のように思えたが、いろいろ調べてみても見つからなかった。たぶんこの本以外に装幀の仕事はしなかったのだろう。

どんな作品がある作家なのだろう? 気になって、図書館から、その昔出た「織田一磨 全石版画集」を取り寄せたみた。

薄い貧弱な本で、掲載作品のサイズが小さいので、見ていて、ちょっともどかしい。それが、ちょっと残念だった。それでも、モダンなハイカラな雰囲気のいい作品がぞろぞろある。満足できた。

今ならもっといい本で出版されてしかるべき作者、作品であると思う。


† 菊の雨


 内田百間/著 織田一麿/装幀

 新潮社●

 ●昭和16年9月30日4刷(初版14年10月29日発行) 箱 368頁 1円80銭  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


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