山口蓬春の装幀、舟橋聖一「夏子の四季」2014/02/03 10:49

山口 蓬春/装幀

久しぶりの惚れ惚れする装幀に出会った。

山口蓬春。

私などあまり馴染みのない画家であるが、こんなモダンな感覚に驚くとともに、装幀の仕事もあったのかと二重にびっくりした。

舟橋聖一。

昔々の流行作家ではあるが、今では新刊で読める作家であるまい(手元にある最近の角川文庫の目録には何もない)。すっかり忘れられたというより、存在しない作家?

しかし、花形作家の頃はこんなにいい装幀で本が出していたのだ。


† 夏子の四季


 舟橋 聖一/著

 山口 蓬春/装幀&カット

 新潮社●

 ●昭和29年2月15日初版 発行●四六判(128×186ミリ)・カバー 319頁 200円  


↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/index.html


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