全集&叢書の装幀(6)名無しの『新進傑作小説全集』2013/01/07 08:57

装幀者不明

卓越したデザインなのに実に惜しい。またまた名無しで、装幀者不明本である。

この文学叢書には箱もあるが、カバーのデザインの方がいいので、背から裏面まで全体をスキャンしてみた。

この叢書、昭和4年から5年にかけて出版され、全巻で十五巻ある。調べると聞いたこともない作家の巻もあり、面白い。

犬養健、南部修太郎、石浜金作という名前は初めて知る作家であった。


† 葉山嘉樹 集


 葉山嘉樹/著 装幀/記載なし・不明

 平凡社●新進傑作小説全集(9)

 ●昭和4年10月15日 発行●B6判(108×150ミリ)カバー箱 404頁 定価は予約販売か? 記載なし



↓源義&春樹さんの角川文庫・翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の装幀についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/


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