装幀アットランダム(18)テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」 ― 2012/09/22 10:48
テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」初訳本である。ブロードウェイで大当たりをとり、映画化されたこともあり、後にこの本は新潮文庫になった(現在あるのは小田島先生の新訳)。
版元はつぶれる前の創元社で、まだ、ミステリなど出していない大阪にあったころの出版で、昔日感無量である。
永らく探していて、お目にかかれなかった本。手に入れて、またビックリした。
装幀はかの「カルバドスの唇」の吉原治良。ちょっとゴチャゴチャして、装幀としてはどうかという画面だが、もの珍しいさも手伝って取りあげることにした。
† 欲望という名の電車
テネシー・ウィリアムズ/著 田島 博&山下 修/共訳
装幀/吉原 治良
創元社●
●1952年10月10日発行●B6判 上製カバー 320頁 300円
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