装幀アットランダム(10)三度、はなはだ・きょってる『泥棒論語』2012/03/09 10:17

装幀・カット/安部真知

夜の会での、つながりがあってのことだと思う。安部公房の奥さんの装幀本である。

彼女は旦那さんの本も多く手がけているが、このお若い頃の花田本も素晴らしい。

意気軒昂たる様が画面に広がり、未来社の装幀にしては万々歳の出来、作者も気に入ったに違いない。


† 泥棒論語


 花田清輝/著

 装釘・カット/安部 真知

 未来社●

 ●1959年2月28日発行●B6判(128×182ミリ) 上製・カバー・帯 144頁 200円


↓角川文庫の翻訳文学はこちらへ/

http://www.k5.dion.ne.jp/~miauler3/kado/kado00.html


シムノンのメグレ本の書誌についてはこちらへ/

http://www.asahi-net.or.jp/~px5t-isi/

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://buraburaaruki.asablo.jp/blog/2012/03/09/6368791/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。