パリの本(3)アレキサンダー・ワット 著「パリ食べあるき50店」2011/06/04 06:51

 柴田書店から出た、辻静雄先生の最初の『パリの居酒屋(びすとろ)』の種本の翻訳書です。

 先生はパリで、この食べ歩きの名人ワット氏にお会いになったそうで、原書は英語、世界で十数カ国語に翻訳されたということです。

 先生は仏訳でお読みになって全店行ってみたらしく、ワット本掲載の五〇店のうち三一店(彼の舌にかなった?)を採用しています。

 ちなみに後年の新潮文庫版をみると、再度掲載された店は十八に減っていました。  


パリ食べあるき50店

アレキサンダー・ワット 著/唯 松太郎(ゆい まつたろう) 訳

中央企画社 昭和46年11月15日 発行

B6判 406頁 紹介店所在地記載パリ地図付

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